NAP情報がMEO対策(ローカル検索)でとにかく大事な理由
以前お伝えしたサイテーションの記事内でも触れた「NAP情報」。
参考MEO対策に効果があるサイテーションのためにやっておきたいこと
サイテーションとは「他サイトやSNSなどでNAP情報が(好意的に)言及・引用されると評価につながる」というものでした。獲得したサイテーションをGoogleの評価にしっかりつなげるためには、このNAP情報が重要になります。そこで今回はMEO対策(ローカル検索)を行う上で外せないNAP情報のポイントについて詳しくお伝えしたいと思います。
NAP情報とは「名前」「住所」「電話番号」を表し、頭文字を取って「NAP」と呼ばれます。
- Name=店舗や会社の名前
- Address=住所
- Phone=電話番号
Googleはウェブ上に散らばる店舗や会社のNAP情報を見て、どこの地域のなんという店舗・会社かを識別しているため、MEO対策(ローカル検索)では、この統一がとても重要なポイントになります。
NAP情報の統一とは自社サイトはもちろん、Googleマイビジネスやブログ、SNSなどに載せたNAP情報が完全一致していることを言います。人間の目なら通じる、あるいは誤差の範囲の違いでも、Googleに別のものと認識されてしまうと評価につながらない可能性があります。
【店舗・会社名】省略などを含め、正しい表記に統一されていない
ミツカル商事(株)
カフェ・ド・ミツカル
カフェドミツカル
Cafe de MITUCAL
【住所】住所や建物名の表記が統一されていない
東京都千代田区神田8-1-2 神田ビル3F
【電話番号】かっこやハイフンありなしが統一されていない
(03)-1234-5678
0312345678
英数字は入力時期の違いなどによって全角・半角が混在してしまうケースが多いです。日本語は数字とアルファベットしかない英語に比べると表記の種類が多いので、人ではなくGoogleのロボットがNAP情報を見ているということを意識して統一するようにしてください。まずは自社サイト内から。そしてGoogleマイビジネスやFacebookページ、Twtitterやブログ、Instagramなどに載せたNAP情報も確認しておきましょう。NAP情報が正しく統一されることでサイテーション効果が得られやすくなり、Googleマップ検索で自社を見つけてもらえる可能性を高めることができます。
自社サイトや自社で運営しているSNSなどは自分でNAP情報を統一することができます。しかしネット上には様々な情報が散らばり、増え続けていて、そのすべてを把握・修正していくのは不可能です。頻繁にチェックし続けるのも、見つける度に直すのも手間がかかって現実的でなく、またGoogleマイビジネスのようにユーザーに情報を書き換えられてしまえばいたちごっこです。
そしてネット上のサービスは互いの情報を取得・提供しあっているケースも多いので、間違った情報があるとそのまま伝わってしまうこともありえます。たとえばGoogleはFacebookページやブログ、TwitterなどのSNS、レビューサイトも「第三者サイトからの情報」として見ていると言われますし、FacebookはInstagramにチェックイン情報を、YelpやFoursquareといったサイトも日本では知名度が低いかもしれませんがTwitterに位置情報を提供。あるいはAmazon alexaをはじめとするスマートスピーカーの多くがMicrosoftのBingを利用しているといった具合です。こうした中で間違った情報がやり取りされていくと統一が失われ、獲得したサイテーションの効果も薄れてしまうことになりかねません。
MITUCAL(ミツカル)はNAP情報を含めたビジネス情報を一括更新・一元管理。ご利用いただくことでGoogleやFacebookページをはじめとするインターネット上の検索エンジンや地図・SNSなど多数の連携先に、手間なく常に正しい情報を提供することができます。またグローバルで著名なサイト・サービスにビジネス情報が正しく登録されること自体、有効なSEO・MEO対策になります。
獲得したサイテーションをGoogleの評価にしっかりつなげるため、NAP情報を正しく統一していきましょう。来店型ビジネスでは今後ますますローカル検索が重要になってきます。そしてこれが先々の音声検索にも大きく関わると言われていますので、まずは今できるMEO対策に取り組んでみてください。
MITUCALはYext正規販売代理店・リセーラーパートナーです。